こんにちは JAYLOGです。
今回は基本情報技術者試験の2020年度の基本情報技術者試験日程と試験内容が変更になったというお話です。
5/2追記2020年秋期試験は春期同様新型コロナウィルス次第ではありますが、いったん現状の見通しについて記載します。また、進捗が出ましたら更新します。→予定通り試験が実施されます。
しかし、このスケジュール感は今期に限らず2021年の春期にも使えますので、参考にしてみてください。
基本情報技術者試験日程は午前免除の日程も含めて紹介させていただきます。

この記事を読んでいただくメリット
・2020年度の基本情報技術者試験の主要な日程が分かり、それに向けた準備ができます。
・試験の変更点が丸分かりで、柔軟な対策をたてるためのインプットができます。
2020年の基本技術者試験のスケジュールはこれです。

まずは2020秋期の基本情報技術者試験のスケジュールを作ったのでそれぞれ確認してね
まずは春に向けての主要な日程の説明になります。
2020年秋期試験の主要な日程表
2020年秋期試験のマイルストーンになります。
まだ、明確な日程になっていない所は随時更新していきます。
年 | 月 | No | 本試験に向けて | 午前免除に向けて |
2020 | 4月中旬 | 1 | 秋期試験に向けた学習開始 | 認定コース受講 |
6/14 | 2 | 第1回終了試験実施 | ||
7月上旬 | 3 | 秋期申込開始 | ||
7/26 | 4 | 第2回終了試験実施 | ||
8月上旬 | 5 | 秋期申込終了 | ||
10/18 | 6 | 秋期試験の実施 | ||
11月中旬 | 7 | 合格発表 |
本試験直接を受ける人、午前免除を受けてから秋期試験を受ける人の大きく分けて2パターンありますので、各々説明します。
もし、午前免除って何?という方はこちらをご覧ください。
午前免除経由で秋期試験を受ける人のスケジュール
上記スケジュールのNo1,2,4が午前免除認定を受ける方の独自スケジュールになります。
(時系列の方が分かりやすいと思いますので、一部本試験を受ける人とタスクが重複していますが記載します)
No1:2020年4月中旬→認定コース受講
午前免除の終了試験を受けるためにはIPAが認定したコースを受講する必要があります。
この期間で検討する事は下記2つです。
- どの講座を受講するか
- 第2回修了試験はどうするか。
まず『どの講座を受講するか』については認定コースは運営母体により開始時期や修了試験の受験タイミングが異なります。
(No2は最終期限だと思ってもらった方がいいと思います)
一般的に受講期間は1〜1.5カ月くらいかかる為、余裕を持ってこの時期から検討しましょう。
『第2回修了試験はどうするか』は第1回修了試験の次の月には行われる為、1回目の結果が出てからでは申込できない場合もあります。
その為、第1回修了試験がダメだった場合に備えて、2回目を事前に申込むのか。それとも結果が出てから探すのかは事前に決めておく必要があります。
(2回分パックになっているものを選べば検討不要です)
また、修了試験の申込は認定コースの運営母体の説明に従えば問題ないです。
No2:2020年 6月14日→ 第1回修了試験実施
認定コースの受講を受け終わったらいよいよ修了試験を受ける事になります。
修了試験は基本情報技術者試験の午前問題の過去問から出題されます。
また、修了試験の合格率は80%ですので、本試験の午前問題よりも難易度は低いです。
採点は講座の運営母体が行うのですぐに結果が出ると思います。
ここで合格を取れると後は午後対策に専念できるので、かなりのアドバンテージがとれます。
もし不合格であった場合は2回目の修了試験を受けるか、そのまま本試験に臨むかすぐに判断する必要があります。
というのもすぐに第2回修了試験の申込が迫っているからです。
午後対策はこちらを参考にしてみてください。
No3:2020年 7月上旬→秋期申込開始
基本情報技術者試験の秋期試験の開始になります。申込み忘れない様にしましょう。
試験申込には別途申請が必要になります。
その為、第2回修了試験を受ける方はその結果を待って申込みをしましょう。
No4:2020年 7月26日→第2回修了試験実施
秋期における最後の午前免除のチャンスになります。
合格できた方は試験までに午後試験に集中して下さいね。
午後対策についてはこちらを参考にして下さい。
ダメだった方は気持ちを切り替えて午前から学習しましょう。
ただ、勉強した分アドバンテージができている為、午前問題は余り時間をかける必要が無いと思います。
No5:2020年 8月上旬→ 秋期申し込み終了
修了試験に合格したもそうでない方も必ず申込みましょう。
合格した方は午前免除の申請を忘れないでください。
No6:2020年 10月18日→ 秋期試験の実施
いよいよ本番です。
今までやって来た事を存分に発揮して合格を勝ち取って下さい。
試験は下記を参考に時間配分を気をつける様にして下さい。
No7:2020年 11月中旬→ 合格発表
この日に合否が分かります。
合格した方は、これで満足せずに次のステージ(応用情報技術者試験)を目指して下さい!
惜しくもダメだった方はどこがダメだったか分析してリトライしましょう!
午前免除取得済または、直接受験する人
前期にて午前免除取得済みの人もしくは午前免除を経由せずに秋期を受ける方はこちらです。
基本的には基本情報技術者試験申込、受験者の2ステップですが、事前に『いつから』『どの手段で』学習するかは決めておく必要があります。
No1:2020年 4月中旬 秋期試験に向けた学習開始
まずは独学で行くか資格取得講座どちらの学習方針で進めるか決める必要があります。
判断基準の1つとしては自分で計画と進捗管理が困難や学習の時間余りとれなければ資格取得講座を選んだ方がいいです。
もし上記に該当してかつ多忙な方はオンラインスクール特に受講費が他社の半額以下(3万円台)なのに学習品質が高く評判で最近注目されている『スタディング』を検討するのもアリだと思います。
詳細はこちらをご覧ください。
独学で進める場合はIT経験有無で学習時間が約2倍変わってくる為、いつから学習するかを決めましょう。
学習モデルについては下記を参考にしてください。
No3,5:2020年 7月上旬〜8月上旬→秋期申込期間
忘れずに申込みましょう。
なお、午前免除の認定を受けている方はその申請も忘れないようにして下さい。
No6:2020年 10月18日→ 秋期試験の実施
いよいよ本番です。
今までやって来た事を存分に発揮して合格を勝ち取って下さい。
試験は下記を参考に時間配分を気をつける様にして下さい。
No9:2020年11月中旬→ 合格発表
この日に合否が分かります。
合格した方は、これで満足せずに次のステージ(応用情報技術者試験)を目指して下さい!
惜しくもダメだった方はどこがダメだったか分析してリトライしましょう!
2020年の基本情報技術者試験の変更点

大きく変わるのは2つだよ
2020年春期からテストが変わります。
(春期は中止になったので、実質は秋期からになります。)
それをこの章ではお話します。
COBOL廃止変わりにPython出題
PythonはAIで使われる言語です。
近年はAIへの需要の高まりからプログラミング試験の選択肢にPythonの追加が決定しました。
また、その一方で需要が低くなったCOBOLの廃止も決まりました。
気になるPythonの難易度ですが、今回見直された理由の一つにプログラミングの重要性というのがあるので、COBOLよりも難易度が高いのではないでしょうか?
午後試験の配点が見直された
プログラミングと理数能力の重要性が見直され、午後試験のプログラミングやアルゴリズムの配点比重が高くなりました。
また、問題数も13問→11問、回答数も8問→5問と変更なりました。
具体的には下記の配点になります。
問 | 分野 | 出題数 | 配点(100点満点) |
---|---|---|---|
問1 | 情報セキュリティ | 必須 | 20点 |
問2~問5 | ハードウェア ソフトウェア データーベース ネットワーク ソフトウェア設計 プロジェクトマネジメント サービスマネジメント システム戦略 経営戦略・企業と法務 | 4問中 2問選択 | 各15点×2問 |
問6 | アルゴリズム | 必須 | 25点 |
問7~問11 | プログラミング C言語 python Java アセンブラ 表計算 | 5問中 1問選択 | 25点 |
これまで以上にアルゴリズムとプログラミングが重視されているのでしっかり対策が必要になります。
さいごに
いかがでしたか?
今回は基本情報技術者試験の主要マイルストーンと各マイルストーンでやるべきことを記載しました。
これから受験しようと考えている人は『いつ』『何を』すればいいのかを模索していると思います。
この記事がその悩みを持っている方の役に立てれば嬉しいです。