こんにちは JAYLOGです。
今回は基本情報技術者試験の学習法別での費用比較と勉強法を選ぶ時の注意ポイントについてのお話です。
基本情報技術者試験を筆頭に情報処理の試験は他のベンダー資格よりも受験料の費用が安いですね。その分目立ってしまうのが、学習費用になります。
勉強方法は大きく4つ『独学』『通信講座』『通学講座』『午前免除』があります。
もちろんこの中で一番費用が安いのは独学ですが、費用に目を奪われてしまうと本来の勉強の目的である『基本情報技術者試験に合格する』という点がおろそかになってしまうので、しっかり独学以外の勉強法も検討してから学習をするようにしましょう。

本記事のメリット。。
・基本情報技術者試験の勉強法を検討するにあたり費用の観点から独学以外の勉強法も視野に入れて検討することが出来ます。
・また、それぞれの勉強法の注意ポイントを理解することでご自身とって費用対効果が高い基本情報技術者試験の勉強法が選べます。
基本情報技術者試験4つの勉強法の概要

独学、通信講座、通学スクール、午前免除の4つの勉強法があるけど『独学』は一番費用が安くてチャレンジしやすいけどその分挫折が多いね。

まずは費用の話に入る前に4つの基本情報技術者試験の勉強法と概要について簡単におさらいします。
独学
教科書と問題集を自分で選んで購入して勉強していくスタイルです。
勉強計画から進捗管理や勉強するタイミングと何から何まで基本情報技術者試験対策を自分で決めれるのがメリットです。
しかし、その分学習計画を適宜見直したり、時間の確保など手間がかかります。
また、学習を継続するためには自分を律してモチベーションを維持するという困難さがあります。
費用も安くお手軽な分挫折者が多い学習法とも言えます。
通信講座(オンラインスクール)
動画またはwebを使って学習していくスタイルです。
独学の様に自分のタイミングで勉強できるという長所を取り込みつつ、独学のデメリットである不明点や学習計画のサポートがあり勉強に専念できることがメリットです。
独学のいいとこどりな学習法ですが費用がは安くないこととモチベーションを維持していくのが大変なのがデメリットです。
(とは言っても費用がかかる分独学よりかはモチベーションが高くなりやすい傾向があります)
学習品質、費用ともに一番バランスがいいやり方とも言えます。
特に通常の半額以下でかつ、講義の質が良く最近注目されているスタディングはおすすめです。
通学講座
大原やtacなど教室に通って学習していくスタイルです。
基本情報技術者試験合格に必要なカリキュラムがありそれに沿うだけなので学習に専念できるのと、自習室などの学習環境が整っているのでモチベーションの維持がしやすいのがメリットです。
逆に独学と比較すると時間的な制約が他と比べて強いのと費用が高いのがデメリットです。
午前免除
基本的には通学講座とほぼ同じです。
一番のメリットは基本情報技術者試験の午前免除試験に合格すれば本試験の時は午後試験のみで済むので他よりも合格する確率が高くなるという点です。
デメリットは費用が独学よりも断然高いのはもちろんですが午前免除試験を受けるためには早い時期から勉強方法を決める必要があるので、小回りが利きづらい学習法であるという点です。
それぞれの勉強法の詳細な比較はこちらになります。
各学習法の費用比較

独学が他の勉強法よりも一番費用が掛からず安く済みます。
でもその分リスクもあるので、費用と効果を見据えて基本情報技術者試験を受けていかないと時間とお金が無駄になってしまうね。

次に各学習法の費用について比較いていきます。
費用については各々変わっていきますので、あくまでも参考費用としてとらえて頂きたいです。
費用項目/学習法 | 独学 | 通信講座 | 通学講座 | 午前免除 |
---|---|---|---|---|
テキスト代 | 7,500 | |||
受講料 | 70,000 | 110,000 | 110,000 | |
受験料 | 5,700 | 5,700 | 5,700 | 5,700 |
雑費 | 9,000 | |||
合計 | 22,200 | 75,700 | 115,700 | 115,700 |
費用の内訳としては下記の様に考えております。
独学の場合
- テキスト代→基本情報技術者試験の参考書/問題集/プログラミングの入門書3冊で7,500円(@2,500円)
- 雑費→喫茶店で週2回15週間分(60時間)を想定300(円)*30(回)=9,000円
オンラインスクールの場合
- 受講費→70,000円(オンラインの主要三社tac/大原/スタディング)の平均単価
通学講座と午前免除の場合
- 受講費→110,000円(講座の種類オプションが様々だが、口コミでの平均単価)
この様に比較すると費用が安価なものから順に独学<通信講座<通学スクール=午前免除になります。
これは程度の大小はあれど順番は変わりません。
学習のサポート(品質)についてもこの順番でよくなっています。
つまり独学は費用が一番安いが品質が一番悪くなる可能性を持っていることが分かります。
この中で基本情報技術者試験対策として一番コスパがいいのが通信講座でかつ『スタディング』を活用した場合だと考えています。
というのもまず費用についてですが今回はそれぞれの通信講座の平均単価で算出しておりますが、『スタディング』を活用した場合は一括で35,000程度と普通のオンラインスクールの半分満たないくらいの安さとなっています。(月額だと3,000,1日100円程度、缶ジュース1本程度の費用ですみます)独学と比較しても2倍程度と他よりも上がり幅が低くて済みます。そのうえサポート・カリキュラムも充実しているので、独学と比較しても費用の増加より得られるメリットが大きいと考えているからです。
費用に目を奪われ無理して独学を選択して2回落ちてしまうことを考えたら『スタディング』を活用して1回で合格した方が費用、時間ともにメリットが大きいので一度検討してみてはいかがでしょうか。
詳細レビューはこちらにあります。

どの勉強法が一番いいのか

一番安いからと言って独学に飛びついても合う人、合わない人がいるのでこの表を見ながら費用対効果が高いものを選んでいきましょう。
自分に合った勉強をすれば基本情報技術者試験の合格がぐっと近づきます。
最後に独学に向いている人はどんな人か、そのほかの勉強法が合うのはどんな人か?という疑問に答えていきたいと思います。
学習方法 | 向いている人 |
---|---|
独学 | ・試しに基本情報技術者試験の学習をしてみたい人 ・学習計画/進捗/不明点の試行錯誤や解消の労力を厭わない人 ・自分を律することが出来る人 |
通信講座 | ・忙しいのでとにかく自分の好きな時間に効率的に学習したい人 ・手厚いサポートはいらないけど不明点を質問できるくらいのフォローは欲しい人 (質は求めるが費用は余りかけたくない人) |
通学講座 | ・比較的時間に融通の利く人 ・費用の高い、安いは置いておいて基本情報技術者試験に合格することを一番に考えている人 ・1人だとなかなかモチベーションの維持が困難な人 (独学は無理ゲーだと思っている人) |
午前免除 | ・通学講座に加えてより確実に基本情報技術者試験に合格したい人 |
■独学についてはこちらをご覧ください
■通信講座についてはこちらをご覧ください
■通学講座についてはこちらをご覧ください
■午前免除についてはこちらをご覧ください