【合格のキモ!】2020/10:基本情報の午後問題の選択と対策のおすすめ!

午後対策

こんにちは JAYLOGです。

今回は基本情報技術者試験の午後問題にどの問題を選択するかというお話しです。

午後問題は問題が選択できますので、合格するには『どの問題を選択したか』が合格するにあたり重要な要因となります。

まず、午後問題の全体像を理解してからどの問題を選べばいいのかという話をしたいと思います。

この記事を読むメリット。。。
・午後試験の出題分野がわかり、どの問題を優先的に選択していけばいいかが分かるので効率のいい対策が立てられるようになります。

・また、試験当日も必要に応じて選択する問題を変えないといけないケースについても記載しているのでより確実に合格を狙うことが出来ます。

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午後問題の概要

問2~問5の4問中2問
問7~11の5問中1問が選択問題なんだ

基本情報技術者試験の午後問題はこのような構成になっています。

分野出題数配点(100点満点)
問1情報セキュリティ必須20点
問2~問5ハードウェア
ソフトウェア
データーベース
ネットワーク
ソフトウェア設計
プロジェクトマネジメント
ITサービスマネジメント
システム戦略
経営戦略・企業と法務
4問中
2問選択 
各15点×2問
問6アルゴリズム必須25点
問7~問11プログラミング
 C言語
 python
 Java
 アセンブラ
 表計算
5問中 
1問選択
25点

問2~問5の4問中2問問7~11の5問中1問が選択問題ですね。

問2~問5はネットワーク~サービス、経営戦略と多岐に渡ります。
一方で問7~11はプログラム言語という点でまとまっています。

また、配点で考えると問6と問7~問11は配点が25点と高いのでなるべく点数を取るようにしましょうね。

各分野の概要と対策について

問1~問5までは参考書があればカバーできるね
ロジック系は各々対策が必要なんだ

各分野についての概要は下記に書いていきます(IPAのシラバスを参照しています。)

基本情報技術者を受けるにあたりお勧めの参考書はこちらです。

(問1)情報セキュリティ

情報セキュリティポリシー、情報セキュリティマネジメント、アクセス管理、暗号、認証などの情報セキュリティに関わる問題です。

参考書があればカバー可能です。

詳細は下記になります。

(問2~問5)ハードウェア

数値・文字・画像・記憶装置と媒体,入出力装置,命令実行方式, アドレス方式,システム構成などが出題されています。

参考書があればカバー可能です。

(問2~問5)データーベース

データベースの種類と特徴、データモデル、正規化、DBMSについて出題されます。

参考書があればカバー可能です。

(問2~問5)ネットワーク

ネットワーク構成,インターネット,イントラネット,プロトコルなどが出題されます。

参考書があればカバー可能です。

(問2~問5)ソフトウェア設計

OS,ミドルウェア,アプリケーションソフトウェア,言語処理ツール などが出題されます。

参考書があればカバー可能です。

(問2~問5)プロジェクトマネジメント

プロジェクト計画,見積手法,品質管理,スケジュール管理,コスト管理などが出題されます。

参考書があればカバー可能です。

詳細はこちらです。

(問2~問5)ITサービスマネジメント

サービスマネジメントプロセス,サービスの運用などが出題されます。

参考書があればカバー可能です。

詳細が気なる方はこちらです。

(問2~問5)システム戦略

情報システム戦略、業務プロセスの改善(BPRほか)などが出題されます。

参考書があればカバー可能です。

(問2~問5)経営戦略・企業と法務

経営戦略手法,マーケティング,企業活動,会計・財務,法務,などが出題されます。

参考書があればカバー可能です。

詳細が気になる方はこちらです。

(問6)アルゴリズム

配列,リスト構造,木構造,グラフ,整列,探索などが出題されます。

アルゴリズム用の対策はこちらです。

(問7~問11)C言語

C言語の処理を読み穴埋めや実行結果について出題されます。

C言語用の対策はこちらです。
難易度は高めで準備に時間がかかります。

(問7~問11)Python

2020年春期よりCOBOLが廃止され、代わりにPythonが出題されます。

(問7~問11)java

java言語を読み穴埋めや実行結果に関する出題がされます。

java言語用の対策は下記になります。
1番試験難易度の高い言語ですので、それなりの準備が必要になります。

(問7~問11)アセンブラ

アセンブリ言語を読み穴埋めや実行結果に関する出題がされます。

一見とっつき辛い言語に見えますが、プログラム言語としてはできることも限られているので出題傾向もあまり変わりません。難易度は低い言語になりますので、プログラム初心者にはお勧めできます。

アセンブラ用の対策は下記になります。

(問7~問11)表計算

関数やマクロについて穴埋めや関数についての問題が出題されます。

Excelとほぼ似たような仕様を持った表計算ソフトの問題なので、普段Excelを使用している人は抵抗なく対応できると思います。

IT未経験者におススメです。(対策は必要です)

表計算用の対策は下記にあります。

午後試験の選択問題は何を選ぶべきか(試験対策時)

理想は全部学習した方がいい
でも、時間の都合でそれが出いない場合がある

次に、どの問題を選択するかという話です。

もちろん一番のリスク回避はすべてのテーマを実施するです。

ただ、時間の都合上それが出来ない人もいます。そういう方のために参考として下記に記載します。

問2~問5について

下記優先度で学習していく方がいいです。

まずは最初の5分野から3問出題されるので、確率から考えてもそこからつぶしていった方が効率がいいです。

また、マネジメント系は余り時間がかからないというのもありますので、最終的にカバーできていれば問題ないです。

No
(優先度高い順)
分野
1ソフトウェア設計
2ソフトウェア
3データーベース                            
4ネットワーク
5ハードウェア
6経営戦略・企業と法務
7プロジェクトマネジメント
8サービスマネジメント
9システム戦略

問7~問11について

プログラムについては下記の順番で習得していきましょう

No
(優先度高い順)
言語
1アセンブラ 
2表計算
3C言語
4java
5Python

javaに関しては一番難しいですが、過去問という実績があるのに対してPhytonはまだ試験実績がないため、一番最後にしました。

午後試験の選択問題は何を選ぶべきか(試験開始時)

午後試験の問題選択は下記を軸に検討していく必要があります。
ただし、これはあらかじめ複数の選択肢がある人が取ることが出来ます。
(例えば、プログラムであればアセンブラだけではなく表計算も学習している必要があります。)

試験開始時における問題選択の評価軸

A.今まで学習した分野か
B.問題は簡単か
C.時間内に収まるか

今まで学習してきた分野か

前項を参考にして学習してください。

試験当日今までに勉強をしたことのない分野をに手を出してしまうと自滅します。。

ですので、事前学習の段階でオプションを選べるくらい学習をしていきましょうね。

問題は簡単か

得意としている分野が想定より難しい場合があります。この時、ほかの問題と比較してそちらの方が簡単であれば、得意分野を切り捨てることが出来るかどうかは重要です。

得意分野は今まで投資してきた時間もありますので、中々切り捨てることが出来ないかと思います。

しかし、あくまで目標は試験合格なので失点リスクが高い分野に手を出すのはお勧めしません。

ですので、なるべく簡単な問題にトライしましょう。

時間内に収まるか

先ほどの簡単なものを選ぶポイントの1つになりますが、想定の時間に収めることが出来るかというのも問題選定において大事なポイントです。

簡単な問題であっても、計算量が多くて時間がかかるとなるとほかの問題に影響が出るリスクが発生します。

そうなるとその分野については高得点が取れるが、ほかの分野の点が下がってしまう事態が発生します。
(全体としての点数が下がってしまうリスクです。

あらかじめ想定の時間を立てておいて、テスト時にその範囲内で収まるかの見通しを立てましょう。

さいごに

ここまで問題の選択方法を説明させて頂きましたがいかがでしょうか。

問題の選択は基本情報の合否に大きく影響を与えます。

本記事が午後問題の選択と対策についてお役に立てればうれしいです。

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