こんにちは。JAYLOGです。
今回は基本情報って時間がかかる割には効果が少ないから意味ないと思う。
他の資格でも代用できるから基本情報はいらないと思う
そんなことを考えているかたに少しでも興味をもってもらい、『意味ない』、『いらない』という所か少し考えを変わるきっかけになればと思います。

この記事を読むメリット。。。
・本記事を読むことで基本情報は『いらない』『意味ない』から『ちょっとやってみようかな』と考え方が変わります。
・試験概要と具体的な対策が分かり、前向きに試験を考えられるようになります。
基本情報は『意味ない』『いらない』という考え

基本情報は『意味ない』・『いらない』と思われるかたはこんなことを思っているのではないでしょうか。
- 費用対効果が悪い
- 基本情報の価値に疑問を感じる
- 他によい資格があるのでは?
費用対効果が悪い
『意味ない』と思う一つの要因だと考えております。
確かに一般的には80-200時間の学習時間が必要な割には合格率も低くまた、一生懸命学習してもIT業界の登竜門的な扱いなので、IT企業では取って当たり前という風潮があるかと思います。
年に2回しかチャンスがないので1回落ちると2回目に合格しても半年以上勉強することになる合格までに足の長い資格であるというのもあるかと思います。
私もそうですが、時間を投資したり、苦労して得たものについてはそれに見合った評価をもらいたいもの。それが得られないと感じてしまうと基本情報は『いらない』『意味がない』と感じるのもうなづけます。
基本情報の価値に疑問を感じる
資格そのものの価値に疑問を感じて『いらない』『意味ない』と思っているのだと思います。
例えば基本情報と業務は直結しているわけではないので、それを取ったところで業務ができるわけではないというのが現実です。
基本情報よりも上級の資格を取っていても仕事が出来ない上司もいるわけでそのような人を見ていても『意味ない』『いらないな』と思ったりします。
また、基本情報取得が仕事の評価項目に入っていないため、取得しても評価されないので、仕事をする上でいらないと感じる方もおられます。
確かに基本情報と仕事の能力は比例関係でないので、仕事ができるようになるという点では基本情報にかける時間があれば仕事に時間を当ててスキルアップをした方がよほど現実的なのも理解できます。
重要度は基本情報<<仕事だから資格は『意味ない』し、『いらない』と。。。
他にもっといい資格があるのでは?
OracleやMOSなどのベンダー系、PHP技術者試験などの言語系、PMP・ITILの民間資格の方がよほど実務的ではないのか。同でならこちらに時間を割いていった方がいいに決まってる。
だから基本情報は取得する『意味ない』『いらない』
そういう側面もあるかもしれません。
資格はないと困るか

『意味ない』『いらない』という意見が分かったところで基本情報はそもそもないと困るのかというとまぁ困りませんよね。。
IT業界に入る為の必須条件でもないですし、自分の業務というところに的を絞ってしまえば特にこまることはないです。そういう意味ではいらない資格かもしれませんね。
また、社内においても基本情報が昇進の必須条件であったりしない限りは困ることはないと思います。たとえ取得しても評価されないと意味ないですし。
しかし、この様な場合は『いらない』『意味ない』と言ってられなくなってしまいます。
- 昇進条件として必須となっている
- 案件やプロジェクトのアサイン条件となっている
- 会社の方針として基本情報の取得者を増やそうとしている
基本情報を勉強した方がいい理由

ここまで基本情報は『意味ない』『いらない』『なくても困らない』という話をしました。
ここでは基本情報を勉強した方がいい理由についてお話したいと思います。
資格は自分や社内という枠内ではなく、他人、社外や転職等の対外的な所でのメリットがあります。
- 業務におけるメリット
- 社外に対するメリット
- 目に見える達成感が得られる
業務におけるメリット
例えばアプリケーションの開発チームにいてプログラマーとしてプログラミングをしているのであれば周辺のちしきはいりませんが、システムエンジニアとして、システムアーキテクトを考えるとき、他システムとの連携を考えるときに基本情報の知識があるとその助けとして役立ちます。
具体的に言うとサーバーの構成や通信方法、通信方式、セキュリティーなどです。
例えば、サーバーエンジニアやネットワークエンジニアがいても、その人達とのコミュニケーションが必要なのでアプリケーション以外の知識があった方が円滑に進みます。
基本情報はこれらの汎用的な知識が網羅的に習得できるのでおすすめできます。
社外に対するメリット
転職や就職等の外向けのメッセージとして基本情報は有利に働きます。
また、SES契約やプロジェクトのアサインがあるときに資格を持っている人に対するニーズが上がるときがあります。
こういう時に資格もっていると、選ばれやすくなります。
また、基本情報等の情報処理系資格は実務力としては低いですが、受験料が安いにもかかわらず知名度は高いので費用対効果は高いと言えます。
目に見える達成感が得られる
合格出来れば目に見える達成感が得られるのもメリットではないでしょうか。
システム開発に従事していても進捗状況や品質管理というプロジェクトという枠組みでの成果は定量的に評価されますが、対個人としてはなかなかありません。【残業時間などは別ですが】
一方で試験は自分のスキルを定量的に評価できるので、目に見える達成感が得られやすいです。
これらの点において、基本情報は意味のある必要な試験と言えます。
基本情報とは

ここまでで、『意味ない』『いらない』という視点から『意味がありそうだ』と思っていただければいいのですが基本情報は経済産業省が運営する情報処理技術者試験の区分の1つでIT業界の登竜門的な位置付けになります。
受験をする目的は様々ですが大きくは3つです。
- スキルアップ目的
- 転職目的
- 就活目的
転職におけるメリットはこちらにありますので気になるかたは参考にしてください。
就職におけるメリットはこちらに詳しくありますので参考にしてみてください。
ちなみに就職の場合はもう一歩踏み込んで勉強と同時にプログラミング学習をした方が何倍も効果があります。
ここで紹介しているプログラミングスクールは就活支援もついていて評判も高いので、これらの中から自分に合ったものを選べれば後悔しない就活が出来ます。
基本情報の対策は

基本情報対策は大きく4つあります。
もし試しにやってみようと思うのであれば独学を、ある程度しっかりやるならオンラインスクールをおすすめしまします。
オンラインスクールであればスタディングを使えば3万円くらいですみますので費用対効果としてはおすすめです。
他は費用がかかるので本気度が高くなっていただけるのであればおすすめします。
- 通学講座
- 午前免除
- オンライン講座
- 独学
通学講座は大原やtacを使って勉強する方法で費用が10万程度必要です。
午前免除は名前の通り事前に試験にパスする事で本試験では午後のみの受験で合否判定がでできます。費用感としては通学講座と同じくらいです。
オンライン講座はwebを使って勉強する方法で費用は8万程度ですが、スタディングを活用すれば3万程度ですみます。
スタディングの詳しい情報はこちらをご覧ください。
そのほかはこちらです。
独学は自分で学習計画を立てたり参考書を購入して勉強します。
とりあえず様子をみるなら独学でもいいと思います。
おすすめの参考書はこちらです。
勉強方法はこちらです。
最後に4つの勉強法のメリデメ比較をしたい人はこちらをご覧ください。