こんにちは JAYLOGです。
今日はIT未経験者や基本情報の初受験者に向けて基本情報技術者試験の合格までのロードマップをお伝えしたいと思います。
基本情報技術者試験を受験しようかなと興味を持っているけど実際に行動をしていない人はまず『この資格を取ったところでどんなメリットがあるの?』や『どんな本を買ったらいいの?』『どうやって学習するの?』はたまた、『IT未経験だから自身がない。。。』など色々わからないことや不安が多すぎて踏み出せない人が多いと思います。
今回はそんな人に全体のロードマップや学習方法、具体的な試験方法をお伝えして、読者さんの不安が解消して一歩踏み出せるような内容になっています。
興味があって悩んでいる方やスキルに不安があるけど基本情報資格試験にチャレンジしたいと思っている方是非ご覧ください!

この記事で提供できる内容は。。。。
基本情報技術者試験の全体像や具体的な学習方法が分かります。
具体的には↓↓
・基本情報技術者試験を取得することで得られるメリット
・学習開始から合格までの段取り(学習計画など)
・学習期間中に発生するトラブルとその解決策
・合格した後の次のアクション
基本情報技術者試験を取得するメリットって何?
まずは基本情報技術者試験の学習をするにあたり資格取得をすることで得られるメリットについて整理しましょう。
基本情報技術者試験に興味を持った背景は人それぞれです。例えば
- 就職活動をするときのアピールポイントにしたい
- スキルを磨いていきたい
- IT業界に転職するためのアピールポイントにしたい
- 資格奨励金が欲しい
- 仕事にアサインされやすくしたい など
取得するメリットについて自分なりに答えが出せると学習へのモチベーション・原動力になります。
ただ、漠然と学習するよりもメリット・デメリットを知り、自分なりの資格を取得する理由を考えましょう。
資格取得をするにあたってのメリットはこちらにあります。
就職活動に基本情報技術者試験をもっていると有効か?
就職活動をする時に基本情報技術者を保有しているという事実はもちろんメリットになります。
一方で他のライバルも同じことを考えているため、優位に立つためには差別化をする必要があります。
それは何かというと、プログラミングや応用情報を取得することだと考えております。
これについて詳細に検討したものが下記になりますので参考にしてください。
転職活動に基本情報処理試験を持っていると有効か?
IT業界外からIT業界に転職しようと考えている人は基本情報処理技術者を事前に持っておくことは有効だと考えております。
何故ならIT業界に興味があり、自己実現に向けて努力してきたことをアピールする材料になるからです。
一方でIT業界内での転職は年齢と社会人歴によって評価が変わってくると考えております。
何故なら転職は過去の実績とその実績がこの会社でも再現できるかということに比重を置いており、資格は過去の実績を評価するための1つの指標としての役割に過ぎないからです。
しかし、まだ社会人歴が浅く実績が作れていない方はそれを補うアピールポイントになります。
詳しくはこちらをご覧ください。
基本情報技術者試験の大まかなスケジュールについて押さえましょう。
基本情報技術者試験を受験するにあたりまず、全体のスケジュール感を考える必要があります。
特に申し込み期間と受験日、この2つのマイルストーンを把握する必要があります。
目安として春期なら1月上旬~2月の上旬に申し込んで4月の第3週に受験する流れです。
それとは別に基本情報技術者試験の午前免除を考えている方は『1回だけ受けるのか、確実性を高めるために2回受けるのか』と『いつから講座を受けるのか』を検討しなければならないので早くから試験に向けたスケジュール感を認識する必要があります。
試験を受けるまでの日程感についてはこちらにまとまっています。
基本情報技術者試験の学習方針を決めましょう。
試験までの大まかな日程感を把握したら次はどうやって学習していくかを検討します。
学習方針は大きく分けて4つあります。
- 独学で学習する(一般的に未経験者は120時間~200時間が目安)
- 資格取得スクールに通う
- オンライン講座を活用する
- 午前免除試験を受ける
それぞれメリットデメリットがあります。
一番安価なのが独学ですが、自分を律することや学習状況の管理などやることが多いです。
もし、それらが苦手な方や学習に集中したい方はオンラインスクールなどの検討もしましょう。
学習方針を選択する際の評価方法やスクールの説明は下記にあります。
独学ですすめていくのであればこれ
学習計画を立てよう
もし、独学を選んだ場合は自分で学習計画を立てなければなりません。
基本情報技術者試験の学習計画といってもそんな難しい話ではなく、例えば『X月はこの参考書を読み終わっている』や『Y月に過去問を解いてOO点とる』というざっくりした目標で問題ないです。
そこから少しずつブレイクダウンしていって週単位のやることリストを作っていくような感じです。
で『X月になったら予定通り参考書を予定通り読み終わっているか』や『Y月に予定通りOO点とれているか』という実績を評価します。。
もし、予定より遅れていたら何故遅れたかとどうやってキャッチアップするかを考えます。
これを繰り返して、また軌道修正して学習をしていきます。
これに関しては下記にまとめています。
参考書を選ぼう
独学であれば参考書の購入は必須です。
まずはネットで探して購入するとおもうのですが、ただ購入するのではなく自分のレベル感に合った参考書、問題集が必要です。
この記事ではまずは自分のレベルはどのくらいなのかを定義してそのレベルに合った参考書を紹介しているので参考にしてみてください。
学習方法はこうやって進める
詳しくは学習計画のページを確認していただきたいのですが、基本的には
参考書読込→問題集解く→過去問解くの3つのStepを踏みます。
このようなステップを着実に理解しながら学習することで、試験だけではなく今後の将来に役立つ基礎知識も得ることが出来ます。
(試験のための学習だと、試験が終わった後にせっかく得た知識を忘れてしまいます。。。)
とはいってもどうしても基本情報の合格を目的としている人もいますので、その人のために簡略的な学習方法を紹介します。(私も時間がなかったので、そのようなやり方をしました。)
私の体験談は。。
上記のような学習方法を私も実施して、2回目で合格することが出来ました。
基本的にはなるべく時間がかからないような学習方法になっております。
今思い返すと仕事が中心、資格学習はおまけ程度のしか使えなかったので学習時間の確保が困難でモチベーションの維持や時間の確保がすごく苦労しました。
忙しい社会人の方へ
近年は残業管理も厳しくなり、残業が減ったため学習時間の確保ができやすくなったと思います。仕事帰りに学習をするなど十分な時間を資格取得に充てることが出来ます。
一方でプロジェクトなどで忙しい方は深夜に帰ったり、土日出社があったりと十分な学習ができないという現状があります。
そのような方用の学習方法も作りましたので、こちらをご確認ください。
午後問題はこうやって対策をする。
午前問題はさほどやり方に困らないとおもいます。というのも参考書を読んで理解してひたすら問題をこなすことが出来れば、合格圏内の点数は期待できます。
しかし、午後についてはそういうものでもなく下記のような迷いが出てくると思います。
- どの問題を選択するのか
- どうやって問題に慣れていくのか(問題ごとに個性がある為把握する必要がある。)
これらの不安には下記を見てください。
モチベーションが下がってしまうときは
資格の学習を続けていくうえでの2大課題は『学習時間の確保』『モチベーション』です。
モチベーションが下がると学習効率が落ちるのももちろんですが、学習していて辛くなりもっとモチベーションが下がってしまうという悪循環に陥ります。。
最悪は資格取得の学習をやめてしまう可能性があります。
そうならないためにも早いうちにモチベーションの維持や回復をしていかないといけません。
モチベーション低下の予防方法としての活用もできます。
いよいよ試験当日!こうやって解いていこう
基本情報技術者試験の本試験のためにオンラインスクール/午前免除/独学などで学習してきました。
全ての力を出し切りましょう。
テストでは時間配分と問題の取捨選択の戦略が重要で一つの問題に必要以上に時間がとられないようにマネジメントしてく必要があります。
試験を解く上でのポイントはこちらをご覧ください。
合格発表日
基本情報技術者試験の合格発表はWebで行われます。
基本情報技術者試験の本試験の直後に自己採点であらかじめ点数はある程度分かるかもしれませんが、実際は点数調整が入る為、確実に合格・不合格が決まっているわけではありません。
特にボーダーライン上の人にとってはなおさら最後まで分からないものです。
それが確定するのがこの日になります。
惜しくも基本情報技術者試験に落ちた方でかつリベンジしたいと思う方はこちらをみてリトライしてみてください。
まずは気持ちを前向きにさせる、テストを振り返って次への改善をする大切さが書いています。
合格できた方は、せっかく取った資格なのでただ保有するだけではなく、より良い人生を歩むために活用しましょう。
就職活動に活用したい方
基本情報技術者試験を取得することでIT業界のベースラインに並んだといえます。
しかしその一方でライバルも同じことを考えているので、もう一歩踏み込んで差別化を図る必要があります。
それはプログラミング学習になります。
下記はわかりやすくて就職支援もついているプログラミングスクールを紹介していますので、ご確認ください。
IT業界へ転職したい方
IT業界は人材が流動的なのでIT業界からIT業界への転職は普通に行われており、それでも人が足りないため未経験からIT業界へ転職するのも歓迎している業界といえます。
私の会社でもそのような人もキャリア入社の中で一定数いたのでチャンスはあります。
しかし、IT業界出身の人が採用できない場合のキャッチアップ策のため、ある程度会社を選んでしまうと門戸は狭いといえます。
基本情報技術者試験に合格した方は就職者同様ITの基本的な素養があるとみなされますが、ライバルとの差別化をはかる必要があり、その手段としてプログラミング学習を推奨します。
現在では転職支援・保障ついているプログラミングスクールがありますので、お金はかかりますが、通った方が自分の夢に近づくことができますし、年収も上がる可能性があるので元もとれます。
そのようなスクールを集めて評価しましたので、参考にしてください。
スキルアップする
IT業界で基本情報技術者試験に合格した方は次の資格を取ってキャリアアップを狙いましょう。
それは応用情報技術者試験です。
応用情報技術者試験は基本情報技術者試験とはレベルが違うので学習が結構大変ですが、取ると自身の評価も変わってきます。
転職する
20代の方であれば過去の実績とともにこの資格を持って転職をすることでスキルアップを図ることもアリだと思います。転職は私もしていますが、ネガティブな理由で転職するのはあまりよくないですが、スキルアップや自分のキャリアパスの一つにするなどポジティブな理由で転職するのは全然ありだと思います。
IT業界に強みのある転職サイトやエージェントを探して相談するだけでも自分の視野が広がったり市場価値が分かってくるので、転職は大事な選択肢の一つです。