こんにちは JAYLOGです。
本記事ではプログラミングのjava言語をテーマとして問題構成や試験までにやること、試験時のコツを説明しています。java言語にチャレンジしたい方は必見です。
基本情報技術者の午後試験でjava言語を選ぶ方は、プログラミング経験者が多いと思います。
とはいえ、業務でjavaのコードを書くのとjavaの問題を解くのは違うスキルが必要なので試験対策が必要です。

この記事を読むメリットは。。
・javaの全般の知識と試験対策が分かるので、java対策をする人が今までの復習と対策が立てれるようになります。
プログラム言語の種類と難易度
基本情報技術者試験で出題されるプログラミング言語は下記の5言語になります。
- C
- COBOL
- アセンブラ
- java
- 表計算
難易度的にはアセンブラ<表計算<COBOL<C言語<javaの順に難易度が上がっていきます。
なので、他の解説サイトでも表計算 or アセンブラ推しのものが多いですね。
ただ今後IT技術者としてやっていくのであれば、個人的には表計算以外の言語を受けることも視野に入れた方ががいいと思います。
今回はこの中で最難関であるjava言語にスポットを当てたいと思います。
※2020年の春期よりCOBOLが廃止、pythonの導入が決定しました。
java言語の特徴
特徴は下記になります。
- object指向を理解しないといけない
- APIを理解している必要がある。
- プログラム量が多い
object指向を理解しないといけない
java言語はobject指向を理解しなとキツイです。
object指向とはとても生産性が上がる概念なのですが、慣れないとその概念を理解するのが困難です。
下記のキーワードは押さえる必要があります。
- クラス
- インスタンス
- object
- カプセル化
- 継承
- ポリモーフィズム など
まずは参考書を読んで用語を押さえましょう
APIを理解している必要がある。
javaのはアプリケーション作成に必要な標準機能(API)があり、APIを使って効率良く開発をしていきます。
ですのでAPIについても出題されるので理解する必要があります。
具体的にはどうやって呼び出して使うのかという実践的な内容です。
APIの仕様は問題のところで説明されているので覚えなくて大丈夫です。
問題集や参考書で使い方を理解しましょう。
プログラム量が多い
java言語の問題はプログラム量が一番多いです。
また、メソッドの呼び出しやループなどがある為、上から下に読むことができないです。
その為、読み慣れていないと処理を追うのに時間がかかるだけではなく、解答にも手間がかかります。
java言語試験対策
試験対策はこれが必要です。
- javaのオブジェクト指向を理解する
- 実際にプログラムの練習をする
- 問題演習をする
javaのオブジェクト指向を理解する
javaの特徴のところにも書きましたが、object指向が理解できていないと、得点を稼ぐことは厳しいです。
優先度が高いのは解答する上でコアとなる『継承』『コンストラクタ』『抽象クラス』『抽象メソッド』の4つです。
購入している参考書やネットを使って学習しましょう。
javaについてオススメの参考書は
すっきり分かるjava入門です。
この本はJavaの基礎からオブジェクト指向までイラストメインで勉強できる書籍になります。
基本情報合格に特化したものではないのですが、午後の問題に対しても応用が利くという点からおすすめです。
基本情報を受けるにあたりオススメの参考書はこちらにまとめています
実際にプログラムの練習をする
習うより慣れろです(笑)
javaは難易度が高いので参考書を読んでも理解できないところが多々あります。
ですので、実際にeclipceをインストールして処理を書いてみます。
参考書にあるプログラムや過去問にあるプログラムをそのまま転記します。
ロジックを書いてみることで処理が読めるようになり、継承などの概念や、APIの使い方が分かる様になります。
15プログラムは書いてみた方がいいですね。
問題演習をする
一通りjavaについて理解できたら問題集を使って実際に問題を解いていきます。
問題を解くときは実際にトレースしながら解いていきましょう。
時間は気にしなくていいので正確に解くよう心がけてください。
特にトレースは出来るように意識して演習しましょう。
基本情報の勉強の仕方はこちらをご覧ください。
java言語受験時のコツ
java言語の試験時のコツについてです。
・時間内に収まるか目を通す
・ケアレスミスしない
・例外処理に着目する
時間内に収まるか目を通す
まず、事前に計画を立てた時間内に収まるか全体を見て考えましょう。
必要に応じて濃淡をつけていく必要があります。
これは、他の設問に影響を与えてしまわないようにする予防策でもあります。また、回答中でも時間には気を使う必要があるのを忘れないようにしてください。
またjavaは難しいのでほかの言語対策もしているのであれば、見比べて簡単な方に舵きりをするのも大事です。
ケアレスミスしない
問題の後半は前半の回答を元に答えていく事になります。ですので前半のケアレスミスは避けたいところです。
ケアレスミスを防ぐには落ち着いて解く事も大事ですが、下記のことにも気をつけてください。
- トレースを正確にする。
- 設問に答える為に前後の文も読む
- 繰り返しの階層に注意する
- 入れ子クラスに注意する
階層や繰り返しを読み間違えると、出力がおかしくなり、正しい答えが出せなくなります。
落ち着いて解くようにしましょうね
例外処理に着目する
例外処理があればそこが出題ポイントになりやすいので気を付けます。
例外処理がある場合は独自例外かthrow,catch,throws ○ exceptionがあるので確認します。
○の部分は問われやすいのでチャンス問題になります。
さいごに
いかがでしたでしょうか。プログラミングは慣れるのに多少の時間が必要です。
ただ、ITに従事するからには表計算以外の選択もできるようになればいいなと思い紹介させていただきました。
表計算以外のプログラムミングで点数を稼ぎやすいのが、このアセンブラになります。
また、今後ITを目指す学生さんは就活でアピールできたり、入社後のプログラム研修の理解度が高まります。
ほかの午後試験対策を確認したい方はこちら
■表計算
◾️C言語
■アセンブラ
■アルゴリズム全般