【未経験者・初受験者】基本情報技術者試験VS.ITパスポート試験の違いを徹底比較

基本情報

こんにちは JAYLOGです。

今回は基本情報技術者試験とITパスポート試験の違いは何かというお話です。

最初に受けるIT系の資格試験を考えた場合、基本情報技術者試験派とITパスポート派に分かれると思います。

たとえば、IT企業であれば入社までの間でITパスポートまたは基本情報技術者試験学習をさせるところが多いですね。

また、就活中であればITパスポートや基本情報技術者試験をもっていれば、IT業界ではいくらかのアドバンテージとしても機能します。

さらに社会人であっても、とにかく手っ取り早く資格を取ろうと思えばITパスポートを取りに行きますし、少しでもいい資格をと考えるのであれば、基本情報技術者試験を受験します。

何かと比較されることが多いこの両者についてですが、基本情報技術者試験とITパスポートの違いについて比較しました。

本記事を通して両者の試験概要を把握して、ITパスポート,基本情報技術者試験のどちらが自分にとって良いかの判断材料になればうれしいです

今回は受験対象、周りの評価、スケジュール、出題形式の違いについてまとめております。

この記事で提供できる内容
・基本情報技術者試験とIPパスポートの受験者ターゲットの違いが分かる
・読者の立ち位置でどの資格を選ぶ方が良いかがわかる
・両者の学習時間の違いが分かる

スポンサーリンク

まずはじめに

今回は基本情報技術者試験とITパスポートの違いを比較するとこの様になります。

評価軸基本情報技術者ITパスポート
学習時間120〜200h60〜100h
学習難易度
試験難易度
就職時の評価普通
転職時の評価
(転職先:IT業界)
転職時の評価
(転職先:それ以外)
普通

転職時とは第二新卒の転職を想定しています。

基本情報技術者試験は取得するのも大変だけどそれに見合う資格だと考えています。

どんな受験者を想定してるの?

基本情報技術者試験はITの提案や作る側、ITパスポートはITを使う側の人をターゲットにした試験なんだ。

まず、基本情報処理技術者とITパスポートの受験対象者の違いについてです。

どのような人物を想定してテストをしているかの比較

大まかに言うと下記の様になっています。

基本情報技術者試験:

プロマネやITストラデジストの様な高度知識をIT人材となるために基本的知識・スキルを持った人

ITパスポート:

どの業界にいても必要なセキュリティやシステムに対する基礎的な知識や活用ができる人

基本情報技術者はIT技術者ITパスポートは職種に依らず社会人全体を想定しているようです。

今は何かしらのシステムを導入している企業が多くなっているので、そのシステムを取り扱うユーザー層もターゲットにしているのがITパスポートだと言えます。

どのような業務・役割を担っている人物を想定しているか。(比較)

ざっくりとは下記の業務、役割を担っている人を受験者として想定しています。

基本情報技術者試験:

ITを使ったソリューションや製品・サービスを実現する業務に従事して、上位者の指導の元に戦略立案、システム開発(運用)、インテグレーションをする。

ITパスポート:

担当の業務上の課題にに対して適切な情報技術を利活用する。

情報技術とはこれらを指しています。

  • 情報機器
  • システム
  • AI
  • IoT
  • ビッグデータなど

基本情報技術者はコンサルティングやシステム開発などの企業課題の解決策や実行の業務に携わる人を想定おります。

一方でITパスポートはユーザー系企業のシステム部門の様に課題の発見やシステムを利活用する人を想定しています。

このような違いがあります。

資格取得した時の評価はどう違ってくるの?

IT技術者なら基本情報技術者試験を選んだ方がいい

以前に基本情報技術者試験とITパスポートの評価の違いをまとめたものがあります。

そちらをご覧下さい。

結論としてはプログラマ、SE、ITコンサルタントなどのIT技術者としてお仕事をしていたり、目指しているのであれば是非、基本情報技術者をオススメします。

それ以外であればITパスポートをオススメします。

試験スケジュールはどう違うの

ITパスポートは自分の都合に合わせていつでも受けれる。レベル感は基本情報の午前問題をもっと易ししたものなんだ。

受験スケジュールや費用、試験内容などを比較してみましょう

試験スケジュール

基本情報技術者試験は4月と10月の年2回しかありませんが、ITパスポートはいつでも受験可能です。

受験者費用

基本情報技術者試験は5,700円/1回でITパスポートも同額になります。

試験問題

基本情報技術者試験は下記の様になっています。

午前/午後出題形式試験問題問題数
午前四肢択一150分80問
午後多肢選択150分5問
(11問中)

一方ITパスポートはこの様になってます。

午前/午後出題形式試験問題問題数
午前四肢択一120分100問

ITパスポートは試験時間、出題数共に基本情報技術者試験の午前問題とほぼ同じとみなせそうです。違いは午後試験があるかどうかですね。

難易度の違い

合格率は基本情報技術者試験は25%(対申込者数)ITパスポートは50%(対申込者数)となり2倍程度開きがあります。

また、ITパスポート試験問題の難易度も基本情報技術者試験の午前問題を更に易しくしたレベルに設定されています。

難易度はITパスポート<<基本情報になります。

試験合格に必要な学習時間の違い

一般的に同じIT未経験者で比較した場合、基本情報技術者は120〜200時間要すのに対してITパスポートは60〜100時間と2倍の時間がかかります。

さいごに

いかがでしたか?

最初の資格として何かと比較される基本情報技術者とITパスポートを様々な軸で比較や違いを探しました。

もしこの記事を読んで基本情報技術者試験やITパスポートを『自分も受けてみよう』と思って頂けたら嬉しいです。

何故なら難易度の高低に関わらず資格取得の学習をする事はスキルアップに繋がるからです。

もし、基本情報技術者試験を受けるのであればこちらの勉強法を参考にしてみてください。学習計画からの説明です。

ITパスポートであればこちらがオススメです。

タイトルとURLをコピーしました