こんにちは JAYLOGです。
今回は資格・検定で落ちてしまった時、次合格するためにはどうするか、気持ちを切り替えていくかというお話です。
当ブログでは資格特に基本情報技術者試験をテーマの一つとして取り扱っています。
基本情報技術者資格試験の合格率が約25%です。
裏を返すと75%は落ちているわけです。
(40人のクラスであれば30人は落ちている。。)
試験・検定に落ちた時の温度感は人それぞれです。
もともと本気でやってなかったからイイやと投げやりな人、顔で笑って心で泣いている人、虎視眈々と次の合格のための戦略を立てる人。
今回はどんな反応をしても心では『次は合格する』という人に向けたお話です。

この記事をオススメしたい読者は。。
・次回は必ず合格すると決めている人
・試験について振り返りたいけど方法が分からない人
試験の振り返りをする前にやるべきこと

試験の振り返りは客観的にやろう。その為には心の切替と自分への問いかけが大事
試験を振り返るのは痛い懐を探るようで嫌なことですね。
でも、その失敗から情報を得ていかないとまた、同じ失敗をしてしまい時間の浪費にもつながります。
有益な振り返りをするにもまずは気持ちの切り替えをしましょう。
気持ちを切り替える
まずは気持ちを切り替えるのが振り返りの為の第1ステップです。
多少の時間がかかっても、次のステップに進む為には大事な事です。
気持ちの切り替えのためにこんな事をしてみてはいかがでしょうか?
一晩寝る
まずは寝てみるという事です。
特に試験直後や合否が判明した直後は肉体、精神的に揺さぶられて疲弊している状態ですよね。
何も考えず眠ってしまい体を休めて、心を落ち着かせてみましょう。
今まで我慢していたことをやる
今まで合格するために色々な物を我慢して学習時間を作って来ました。
例えば読書であったり、ゲームであったり、お酒であったり。
これから学習する上で再び我慢することもありますよね。
ですので一つの区切りがついた今こそ、自分を解放して労ってあげて下さい。
今まで我慢していた事、やりたい事をやってリフレッシュしましょう。
他人と自分を比較しない
他人と自分を比較しないという事です。
例えば、友人や同僚と一緒に受験して自分だけ落ちたりすることもありますよね。
でも、受かる人もいれば落ちる人もいます。基本情報なら25%は合格してますが、75%は何らかの理由で落ちています。
そもそも落ちる人の方が多いのが試験です。
また、その人の得意分野が出題されてそれが自分の苦手分野だったのか等、考えててもキリがないです。
また、その人が受かったから自分が落ちたわけでもないです。
他人と比較するのはやめましょう。
本当にその資格は必要?
気持ちの切り替えをしたら次は『この資格は本当に自分にとって必要か』を見つめなおす必要があります。
何故ならまた同じような勉強をする必要があるのでマンネリ化する可能性があり、最終的にはモチベーションの低下に繋がるリスクがあるからです。
そのリスクを防止するためにも一回冷静になって上記の事について見極める必要があります。
下記の評価軸を参考に見つめ直してみてください。
何故、資格を取るのか
そもそも資格取得をしようとした理由を再確認しましょう。
スキルアップの為、会社から言われて。。。など資格取得の原動力を認識しておきます。
これが強ければ強い程モチベーションが維持しやすいです。
資格のメリットデメリット
資格を取得する時のメリット・デメリットも整理するといいですね。
例えば資格を取得する事で昇格できる、評価の対象になる、奨励金がもらえる、人から認められるなどはメリットですね。
一方で、時間の制約がつく、寝不足になる、お金がかかるなどはデメリットです。
とりあえず、思いつく限り書き出してみてください。
すると、自分の中で資格をとる理由が整理できてきます。
資格がなかったらどうなるのか
今までは資格をとる前提で考えて来ましたが、ここでは視点を変えて資格を取らない前提で考えてみます。
ここはあまり深く考えなくても大丈夫です。
もし、資格を取らない場合のデメリットが分かればそれもモチベーションの強化に繋がります。
今でも取得したいと思っているか
これが今回の一番のポイントです。
今まで資格の必要性や価値その過程で想定されるデメリットを分析しました。
それを踏まえて今後どうするかを考えましょう。
もし、『資格を取る』という結論になれば以前よりもモチベーションも高く前向きに振り返る事ができます。
『今はやめとこう』という結論になれば、やる気が出るまで別のことで有意義な時間を使えばいいと思います。
試験の振り返りを次に生かす
ここまで振り返りの準備が出来ましたね。
振り返る時はこんな事をしてみてください。
試験結果から自分の弱点を見つける
まず何が出来なかったかを振り返りましょう。
課題を見つける為にはこんな軸で考えていくと網羅的に課題を見つける事が出来ます。
出来なかった問題は何か、できた問題は何か
自己採点の過程で出来なかった問題、自信をもってできた問題を振り分けて得意分野と苦手分野を切り分けましょう。
これが正確にできれば次の学習に濃淡がつけられるようになります。
例えば弱い分野では厚めにカバーする、強い分野では定期的に確認程度の勉強で終わらせるなどの対策が立てられて効率的な学習ができます。
時間の配分は適切だったか
試験の状況を思い出してみてください。
時間は当初計画していた範囲内に収まりましたでしょうか?
もし収まらなかったらはみ出した時間分他の問題にも悪影響が出ています。
収まりはしたが想定より早すぎた場合はちゃんと解答を確認していなかった可能性があります。
試験の状況を思い出して分析しましょう。
試験に臨む時の状況はどうか
疲れた状態で試験に臨んでいませんでしたか?それとも万全な状態で臨めましたか?
もし疲れた状態であれば何故その状態だったのか確認しましょう。
学習時間は十分か
基本情報を例にすると、未経験者で120〜200時間、経験者で60〜100時間かかると言われます。
このくらいの時間を作る事ができたのか確認しましょう。
時間を作る事が出来たのであれば学習方法に改善の余地があります。
時間を作れなかったら時間の作り方に改善の余地があります。
勉強方法は適切だったか
試験勉強のセオリーは参考書で知識をつけてから、問題集でアウトプットして、最後に過去問を解くというやり方です。
バランスよく出来てたか確認しましょう。
例えば問題演習に時間が割けなかった、分かりづらい問題集を使っていた等の改善点が見つかります。
解決策を実行する
ここまでの振り返りを生かして次の学習計画を立てましょう。
各課題に対して解決策を立てていけば大丈夫です。
ただ、その解決策は本当に実行出来るかという観点で考えていくということは念頭においてください。
後は実行あるのみです。
さいごに
いかがでしたか?
今回は振り返りというプロセスを
- 気持ちの切り替え
- 資格取得の必要性の問いかけ
- 振り返り
- 解決策の立案と実行
の4つのプロセスに分けてお話ししました。
いきなり振り返るのもいいのですがこの様なステップを踏む事でより当事者意識があり、実現性のある対策が立てられるようになります。
本記事が再受験への気持ちの切り替えと有効な解決策の立案、合格へのプロセスに少しでも貢献できれば嬉しいです。