【どちらを選ぶ?】プログラミング教室とロボット教室の違いは?どっちがいい?

プログラミング教育

こんにちは JAYLOGです。

昨今、小学校でプログラミング教育が注目を浴びておりますね。

これは学校の授業だけではなく習い事でも注目度が上がっております。

子どもに習い事をさせたいと思っても、

『○○教室』というのが多く

どんなことが学べるんだろう?

何が出来るようになるんだろう?

何が違うんだろう?

『子供の将来を考えるとどっちを選べばいいんだろう?

など。。

まずは教室を選ぶ前にこんな悩みを持っている方もいらっしゃるのでは?

今回はそんな方に『プログラミング教室とロボット教室どちらを選んだ方がいいか?』という情報をお伝えできればと思います。

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プログラミング教室やロボット教室ってどのくらい人気?

まず、プログラミング教室やロボット教室などのパソコン関連の習い事はどのくらい人気なのでしょうか?

2017年のデータをベースに調べてみました。

実際に習わせているランキング

1.水泳
2.英会話等の語学関連
3.ピアノ
4.書道
5.学習塾

やっぱり、水泳や英会話などの鉄板の習い事が上位にランクインしてますね!

ロボット教室等はまだランクインしていないようです。

これから習わせたいランキング

1.英会話等の語学関連
2.水泳
3.書道
4.学習塾
5.そろばん

と、習わせたいランキングのTOP5には残念ながら入っておりませんでしたが、何と

TOP11にランキングされていました!

また2019年では親が子どもにすすめたい習い事ランキング1位も獲得しており、親御さんからのパソコン関連の習い事に対する関心の高さが伺えます。

なぜ、おすすめしたい習い事ランキングで急上昇してきたかと言うとこんな理由です。

  • 2020から小学校でプログラミング教室が必修になる。
  • プログラミングで得られるメリットが大きいから

一方で供給側のパソコン教室や通信講座も増えています。

そうなると、ロボットなどの教育を受ける機会も増えてきますので将来的には習い事ランキングの上位に食い込んでくると思います。

プログラミング教室とは

両者の違いを知る前に、各々どんなものかを知るのはとても重要です。

まずはプログラミング教室についての説明です。

どんなことを学ぶのか

Scratchやビスケットといったビジュアルプログラムを組み立ててゲームアプリケーションを作って行きます。

ビジュアルプログラムとは処理のアイコン(回る、とか歩くとか)を繋げて一連の流れの塊を作ることができます。

処理のイメージがしやすいので小学生はもちろんの事、幼児も親しみやすいのが特徴です。

また、javaやphytonなどの実際の業務で活用されるプログラム言語を使ってアプリ製作などもできますが、こちらは難易度は高いです。

どんなスキルが得られるのか

ゲームなどの特定の目的に対して試行錯誤や工夫をしながら作って行きます。

その為、こんなスキルを身に付けることができます。

3つのスキル
  • 論理的思考力
  • 問題解決力
  • 想像力

これら3つのスキルを総称してプログラミング的思考と呼ばれ、プログラミング教育の最大の目的とも言えます。

思考力は子どもが将来置かれる環境を考えると、幸せに生きていくためには重要な思考力です。

プログラミング教育で得られるメリットについてはこちらに詳細情報があります。

おおよその費用は?

おおよその費用は月額で

通信教育の場合⇒2,000円~5,000円位
教室の場合⇒10,000円~20,000円位が相場です。

ただし入会金や諸費用などは除きます。

ロボット教室とは

次にロボット教育はどんなものでしょうか。

どんなことを学ぶのか

ロボットを思い通り動かすのでモノづくりプログラミングを両方学ぶことができます。

ロボット教室ではブロック・モーター・センサーなどのパーツを組み立てて、まずロボットを作っていきます。

その後、モーター、センサー、LEDなどの電子パーツにプログラミングを組んであげることで『ロボットの動き方』を教えてあげます。

ロボットという物理的なキットを使うので、プログラミングに対する成果が見えやすいというのが特徴です。

どんなスキルが身につくのか

これについてはプログラミング教室と同じプログラミング的思考を身につけることが出来ます。

そのほかには実際にモノづくりをしていくのでこんなスキルも身につけることが出来ます。

  1. 空間認識能力
  2. モノづくりへの感性

1.空間認識能力
ロボット教室で自分で一つ一つブロックなどのパーツを組み合わせて立体的なロボットを作ります。

ですので、立体的なモノの位置や形を認識する力=空間認識能力が育成できるようになります。

空間認識能力が上がるとどんなメリットがあるのかというと、身近なメリットとしては『算数の展開図などの立体系の問題の理解が進みやすい』『運動神経がよくなる』という点になります。

長期的なメリットとしては『職業の幅が広がる』になります。

学力もモチロン必要なのですが、空間認識能力があることで例えば『外科医』『建築家』『機械のエンジニア』などの立体的なものを扱う職業で活躍しやすくなります。

2.モノづくりへの感性
ロボットを作り、動きを一つ一つ教えてあげるので、モノに対する知識(例えばモーターははどんな動きをしてくれるか)がないといけません。

その為、基礎知識が身につきやすくなるので、『自分の思い通り動かす』という応用もできるようになります。

その結果、創造することが楽しくなりますのでモノづくりへの感性を高めることが出来ます。

おおよその費用は?

おおよその費用は月額で10,000円~18,000円程度になります。
(あまりプログラミング教室とは変わりません。)

ただし、入会金や諸費用などは除きます。

どんな違いがあるの?

両者を比較するためにこんな表を作りました。
比較項目はプログラミング的思考と空間認識能力、費用などです。

両者を比較してよい点は○、悪い点は×です。

比較項目プログラミング教室ロボット教室
必要な備品タブレットタブレット+ロボット
論理的思考力×
問題解決力
創造力
空間認識能力×
費用×
親の共感

ではそれぞれの結果を見ましょう。

必要な備品

これはイメージ通りプログラミング教室はパソコン(もしくはタブレット)のみで済みますが、ロボット教室はパソコン(またはタブレット)とロボットなどのキットが必要になります。

キットはずっと使うものなので、基本的には買い取りになります。

論理的思考力/問題解決力/創造力

これらはプログラミング的思考の3つの能力になります。

どちらの教室もプログラムを作るという過程を経験することになる為、あまり評価としては変わりません

しかし、プログラミング教室はアプリケーションやゲームという2次元のものを作っていくという特性がある為、ある程度頭の中で論理や処理を組み立てていかないと思い通りのものが作れません。

ですので、論理的思考力はどちらかというとプログラミング教室に軍配が上がります。

空間認識能力

パソコン教室はアプリケーションやゲームを学習手段としておりますが、ロボット教室は名前の通りロボットを学習手段としております。

アプリケーションやゲームは2次元である一方、ロボットは3次元という立体的なものを取り扱うので空間認識能力としてはロボット教室の方がメリットがあります。

費用

月額という点ではほぼ同じと言えますが、ロボット教室の方がキットを購入する分教材費や入会金が高くなる傾向があります。

親への共感

これは子どもの作品を『親も一緒に楽しめるか?』『ほめやすいか?』です。

子供の作品を一緒に楽しめたり、ほめたりすることが出来れば親との一体感も生まれますし、モチベーションも上がるのでより成長が見込めますよね。

その点を比較してみました。

これについては『目に見える成果がだしやすい』というロボット教室の特徴がありますので子供の作品を一緒に遊んであげたりほめてあげやすいです。

その為、ロボット教室に軍配が上がります。

まとめ:どっちを選んだ方がいい?

では、各々のと特徴や違いが分かったところで結局どっちを選んだ方がいいの?

ということですが、基本的にはどちらもプログラミング的思考を育成できますので、子どもの志向に合わせて選択してあげれば子どもにとってより良いものになっていくと考えています。

こんな評価軸がありますので、検討の材料として使っていただければ嬉しいです。

もし気になるのであれば、無料体験もありますので、本当にお子様にあうのかを実際に試してみてはいかがでしょうか?

NO評価軸プログラミ
ング教室
ロボット
教室
1考えることや創造することが好き
2ゲームが好き
3難しいものにチャレンジすることが得意
4モノの仕組みに興味がある
5理数系が得意(好き)
6レゴやブロックが好き
(目に見える成果があるとモチベーションがあがりやすい。)
7教室の多さ
8試しにやらせてみたい
(本気になるかわからないから最初はあまり費用をかけたくない)

No.1-3

No1-3に該当するのであれば、プログラミング教室が向いています。

プログラミングは2次元であるがゆえ、子どもにとって、なかなかイメージするのが難しいというポイントがあります。

ですので、理論的思考の特徴であるモノを整理して考えるコトや難易度が高いものにチャレンジすることが好きな子であればより楽しめると思います。

また、ゲームも制作するので、ゲーム好きの子どもにはプログラミング教室はうってつけですね。

No.4-6

No4-6に該当するのであればロボット教室に向いています。

ロボットは完成品のイメージがつきやすいので、成果としては分かりやすくどちらかというとち密さを求められるので、理数系が好きな子には向いていると言えます。

また、ロボットを作る過程においてレゴのような作る楽しさもあったり、電子パーツの組み合わせる際にその特性や仕組みも知る必要がありますので、モノの仕組みに好奇心を持っている子どもにはおすすめできます。

No.7-8

この項目はどちらかというと親御様向けの基準になります。
アクセスについてはどうしても首都圏に教室が集まっている傾向があります。

遠方からでも親御さんが送り迎えするのもアリかもしれませんが結構大変だと思います。

今は通信教育やオンラインプログラミングスクールがありますし、教室に通うのと同等の教育が受けられますので、そちらを検討してもいいと考えています。

また、『子どもがプログラミングに興味を持つのか分からない』という不安を持つ方もいらしゃるのではないでしょうか。

もし、そうであれば無料体験を試してみるか、通信講座やオンラインスクールを活用してなるべく初期投資を押さえて試してみましょう。

そして興味をもったらプログラミング教室やロボット教室に通わせてあげることを検討してみてはいかがでしょうか。

■プログラミング教室はこちらになります。

■プログラミングの通信講座はこちらを参考にしてみて下さい。

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