こんにちは。 JAYLOGです。
今日は応用情報技術者試験合格に近づく為のおすすめ参考書・問題集を紹介します。
応用情報技術者試験の合格に参考書・問題集はそんなに重要?って思われる読者もいらっしゃるかもしれません。答えは『YES』になります。
何故なら自分に合わない参考書・問題集を選ぶことは、効率的ではないだけではなく、モチベーション低下を招くからです。途中で諦めたら今まで投資した時間が、無駄になりますからね。
つまり、応用情報技術者試験の合格から遠のくだけではなくそもそもあきらめてしまうという可能性があります。
例えばあまり活字が好きでない方が活字ばっかりの参考書を買ってもモチベーションが下がりますし、その逆も然りです。
ですので参考書と問題集はしっかり選びましょう。

この記事をで提供できる内容・・・
・応用情報技術者試験の合格におすすめな参考書と問題集を知ることで
効率的な学習ができるようになります。
応用情報技術者試験の概要

応用情報技術者試験の参考書や問題集を選ぶ前にまず簡単に応用情報技術者試験の概要を説明します。
応用情報技術者試験は基本情報技術者試験の上位レベルに位置付けられる資格で合格率はおよそ20%程度になります。
応用情報技術者試験の試験は午前と午後に分かれており午前はマークシートで午後は記述式になります。
テストの難易度としては高いです。
というのも、基本的には基本情報技術者試験に合格した人の次のステップに位置付けられていている為、問題のレベルも高いのと、IT技術者の受験率が高いという中で合格率が20%なのはやはり難関な資格の1つであると言えます。
とはいっても基本情報よりも評価がされやすいので受験をすることは断然おすすめできます。
応用情報技術者試験の問題集と参考書はどうやって選ぶ?

参考書・問題集の選び方
応用情報技術者試験を学習する上で最もおすすめなのが『理解しながら進める』という事です。
応用情報技術者試験の午後試験は記述式となっていますので、知識を理解できないと解答は難しいようになっております。
ですので参考書であれば説明が丁寧でなるべく図解がいいものをおすすめします。
また、問題集であれば正解の説明だけではなく、間違っている選択肢についても言及しているが一番おすすめできます。
また、記述式の問題については解答に必要な前提知識や解答の考え方が記載してあるものを選びましょう。
あとは、的を絞って学習したい人は頻出問題を意識した参考書や問題集を今後を見据えてしっかり学習したい人は網羅性を意識したものをおすすめします。
後は、電子書籍か実際の本かですが、書き込みのしやすさを考えると実物の方がいいと思います。
何冊必要か
学習にあたり必要な本は基本的に参考書1冊、問題集1〜2冊で足ります。
問題集については午後対策もカバーしている物を購入できれば良いのですが、午後は記述式の問題もある為、分かりやすい午後対策の本も購入した方が効率的でおすすめです。
また下記のパターンに当てはまる人は参考書・問題集を追加した方が安全です。
・基本情報を受けずに応用情報技術者試験から受験する方
応用情報技術者試験は基本情報+αの内容である為、いきなり応用情報技術者試験を受ける方は前提となる基本情報の知識が抜けている可能性があります。
そのような方は下記を参照して、用語集や参考書を持っておくことをおすすめします。
応用情報技術者試験におすすめな参考書

次におすすめの参考書ですが、先ほどお話しした内容は最低限クリアしているものを紹介します。
後はタイプによって参考書を選べるようにしていますので参考にしてください。
ニーズ | おすすめ参考書 |
---|---|
分かりやすさ重視 | キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者 |
頻出事項に注力したい | 情報処理教科書 応用情報技術者 テキスト&問題集 |
網羅的に知識をつけてたい | 応用情報技術者 合格教本 |
キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者
イラストや漫画を通じて『いかにわかりやすく応用情報技術者試験の対策をしていくか?』というところにこだわりがある為、とても分かりやすいです。
読んでいて『なぜ?』と思うところにきちんとイラストが入っていてわかりやすいのでスッと読んでいて入ってくる参考書になります。
レベル感的には午前問題を攻略できるくらいのもので、午後対策の本は別に必要になってきます
しかし、午後問題は午前問題という前提知識がなければ解けないため、午前対策+午後試験へのアプローチができる点がすぐれています。
やはり基本情報の時と同様にわかりやすさはNo1におすすめできる参考書と言えます
情報処理教科書 応用情報技術者 テキスト&問題集
試験に出題されやすい部分のみをシンプルにまとめたという参考書兼問題集になり、勉強が効率的に進められるように作られています。
頻出問題中心で『何が』『どう出題されるか』が整理されているため効率のいい学習ができます。
構成としては 用語の解説と、頻出の過去問という構成になっております。
よく過去問を研究しているなと思わせる一冊です。
ただし、イラストが少ないため活字が苦手な方は少し手間取る可能性がありその点はおすすめできないポイントです。
おすすめする人は忙しくて勉強時間が割けない社会人や必要最低限の学習で合格したい人です。
また、出題傾向のある分野順に学びたい方にもおすすめだと言えます。
応用情報技術者 合格教本
他のテキストよりも情報量が多く、出題分野を全体的に網羅できています。
情報量が多いため間違えた問題などで分からなかった用語を調べる等の辞書的な使い方もできます。
また、付属のCDROMは午前の過去問題が入っており、自動採点や間違えたところのやり直しが出来ますので、午前対策もできます。
シンプルといえばシンプルなのですが、表現が淡々としているので少し読みにくさを感じる人が多いと感じます。(内容としては十分な量になっております。)
内容・解説ともにシンプルな表現となっているので、ある程度知識のある方であれば、カバー範囲も広いのでおすすめです。
応用情報技術者試験おすすめ問題集

次に応用情報技術者試験の問題集についてです。
問題集としてIPAの過去問を使う事を検討される方もいらっしゃると思いますが、解説がないので間違えた時に理由を探すのに苦労するのでやめた方がいいと思います。
IPAの過去問題集は参考程度に使用するなど使い方に工夫が必要です。
こちらもタイプ別におすすめの問題集を紹介したいと思います。
ニーズ | オススメ問題集 |
---|---|
網羅的な対策を取りたい | 応用情報処理技術者パーフェクトラーニング過去問題集 |
頻出問題や重点問題に注力したい | 応用情報技術者 試験によくでる問題集【午前】 |
応用情報処理技術者パーフェクトラーニング過去問題集
これは過去問のボリュームが多く、紙面で4回分、pdfで12回分の計16回分の過去問が収録されています。
解説も丁寧なので、自分が選んだ問題が間違えてしまったとしても『何故間違えたのか』という理由が分かります。
ボリュームでいうとIPAで過去問を解いてもいいのですが、間違えた場合、『なぜ間違えたか』ということを探すのに多大な労力がかかることが多々あります。
その一方で本書であれば解説がついているため、その労力が削減できるというメリットもあります。(この点はおすすめポイント)
ただ、過去問をそのまま収録している為本来であれば解かなくても良い様な不要な過去問もあり、自分で取捨選択しないといけないのが難点ではあります。
応用情報技術者 試験によくでる問題集【午前】
先程は試験回別に内容が分かれてましたが、テーマ別かつ午前に的を絞った問題集となっております。
テーマ毎に頻出の問題とその度合いもわかる為、どれに力を入れるべきかが分かります。
学習をするにあたり、まんべんなくやるのも大事ですが、時間のない方は本書の様に頻出事項だけまずはつぶしていくやり方の方が、得点を取るということに関しては効率がいいです。
実際には、本書で問題になれた後に実際に応用情報技術者試験の過去問を使って時間を測るのがおすすめです。
なるべく効率よく学習したい方、自分の弱点補強したい方におすすめです。
また、左ページに問題、右ページに解答と見開き完結型なので、答え合わせするたびに別ページを開くという煩わしさもないので、電車の中やスキマ時間でも学習できますのでおすすめです。
こちらは午前編なのでもしご自身に合うと思うのであればシリーズで午後編もセットで購入することをおすすめします。
応用情報技術者試験の午後対策おすすめ書籍

午後については記述問題もある為、午後問題の専用の対策本も検討する事をおすすめします。
午後問題に特化した問題集を購入すれば、記述の回答をするにあたっての考え方がわかる様になる為、解法のコツが掴めます。
ニーズ | オススメ問題集 |
---|---|
網羅的に対策を立てたい | 応用情報技術者 午後問題の重点対策 |
頻出問題や重点問題に注力したい | 情報処理教科書 出るとこだけ!応用情報技術者[午後] |
応用情報技術者 午後問題の重点対策
頻出問題はもちろんですが、網羅的な対策を立てるのに向いている問題集です。
解説が丁寧なのが特徴なので過去問を解いて間違えていた問題に対して『何故間違えたか』が分かります。
また解答に対しての着眼点や考え方も書いてある為、本試験に向けての応用も効きます。
情報量がある為多少見辛さはありますが、網羅的に対策するには最適の1冊でもあります。
情報処理教科書 出るとこだけ!応用情報技術者[午後]
『出題傾向の高いもの』を『出題されるところだけ』厳選しています。
出題傾向の低い所を省略できる事で重点問題のみに力を入れる事ができます。
各テーマの構成は前提知識+解き方+過去問の順となっており、スムーズに問題へアプローチできます。
まとを絞ったテーマで知識習得から問題までスムーズに入れる為、効率のいい問題集だと言えます。
また、自分の弱点が分かっていればそれから潰していくという進め方もできるので、アレンジが効くという点でもおすすめできます。
ただし、高頻度に出題されるものに絞っているが故、全て網羅できているわけではありません。
もし不安であれば、この問題集が終わった後に過去問を解いておけばフォローするのも手でしょう。
さいごに
どんな試験にも共通して言えるのが『自分のレベル』、『残り時間』にあったテキストを選ぶ必要があります。求めている学習スタンスをベースにおすすめしている問題集と参考書を使えば往々情報技術者試験への合格の近道になります。