こんにちは JAYLOGです。
今回は基本情報技術者試験の午後問題のソフトウェア対策編です。
過去問を見て頂きたいのですが、図が難解で説明も難しいので一見取り組みずらいように思うかもしれません。
また、未経験者の方にとっては『ソフトウェア』というキーワードだけで抵抗感を示してしまうかもしれません。
でもIT業界で働くとこういうワードがいっぱい飛び交うので今のうち慣れていくのは損なことではないです。
また、問題自体も順を追って解いていくだけなので実はそんな難しいものではないです。
では、そのソフトウェアってどうやって対策するのかということをお伝えできればと思います。
この記事で提供している情報
・基本情報技術者試験の午後問題のソフトウェア対策が分かる
ソフトウェアの特徴
あまり知識は求められないね。
このパートは基本的な事を書いていますので対策を知りたい方は飛ばして頂いても問題ないです。
ソフトウェアは基本情報技術者試験の午後問題で選択問題の1つです。
選択問題なので、他の分野と同時に対策をする必要があります。
ソフトウェアは下記の様な特徴があります。
処理を追う問題が多い
CPUのプロセス管理やページ置き換え問題が出題されます。
これらは処理を追いながら解いていく問題に相当します。
先入れ先出しなどのアルゴリズムは午前でも出題されるので、確認しましょう
これはページフォルトが発生した時にどういう情報を仮想メモリに追い出すかというアルゴリズムになります。
FIFO
First In First out
先入先出し法
先に入れたものを先に出していく方法で順序性を意識したアルゴリズムです。
古いものから順に追い出していく方法になります。
LRU
Least Recently Used
使われてから一番時間が経ったものから追い出される時間性を意識したアルゴリズムです。
一番長く使われていないものを追い出します。
LFU
Least Frequently Used
参照されたページが最も少ないものから追い出す利用頻度を意識したアルゴリズムです。
一番使用頻度が少ないものから追い出します。
時間がかかる問題が多い
問題文は長文になりがちで、専門用語が並んでいるため問題文を理解するのにまず時間がかかります。
なので頭から順を追ってしまうと時間がなくなってしまうので、解き方に工夫が必要です。
午後問題のソフトウェア対策
基本動作(参考書/問題集)で対応可能だね
とにかく用語と基礎知識の習得に力をいれます。
午前問題の知識をつける
他の分野同様に基本情報技術者試験の午後問題のソフトウェアは午前の延長線上にあります。
例えばページ置き換えのアルゴリズムであるFIFOなどは午前問題でも出題されるポイントとなります。
その為、前提として午前問題の内容は理解する必要があります。
過去問・問題集を繰り返し解く
過去問・問題集を繰り返し解くことで用語、知識を身につけましょう。
過去問や問題集を読んでわからない事があれば適宜参考書・用語集で確認する癖をつけましょう。
また、ソフトウェアは問題文は難しい傾向があるのでなるべく早く解けるように慣れておくといいですね。
空き時間などにサッと問題文だけ読んでも効果はありますよ。
先に問を確認してから問題文を読む
試験の特徴でも述べましたが、問題文が長い、かつ設問に直接繋がらない箇所があります。
(語弊を恐れず言うなら蛇足が多いです。)
まともに読んでいくと確認の為に設問と問題文を行ったり来たりするハメになります。
時間に余裕があればいいのですが、そうでない場合、致命的になるかもしれないです。
そうならないように普段から設問と選択肢より予め答えを絞ってから問題文に入る練習をしてみてはいかがでしょうか。
さいごに
いかがでしたか？
基本情報技術者試験の午後問題の一つであるソフトウェアの概要と対策についてお話しました。
ソフトウェアはページ置き換えなど午前で苦労する問題が出題される傾向があります。
もし、ソフトウェアを選択するのであれば、午前についてもこれらの分野を学習しましょう。
もし、OSやハードウェアなどの午後問題のプログラムに次ぐ重要問題の理解が進んでなくモチベーションが下がっていたら、このような本を読んで理解度を上げてみてはいかがでしょうか。
OSの仕組みの絵本~ソフトウェアの動きがわかる9つの扉
OSについてわかりやすく説明をしていますが、実は午後の選択問題を一通り網羅出来ております。
ソフトウェアなどは専門用語が多く、参考書を読んでもイメージできない部分はあります。
それに対してこの本は名前の通り絵本なのでイメージで理解が出来るところがいいです。
読み物として学習時間の合間に読めば『あっ！そういうことか』という気づきがあるかもしれません。
基本情報技術者試験の午後問題全般はこちらをご覧下さい。
書籍に迷っていたらこちらをご覧ください。
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