こんにちは JAYLOGです。
今回は基本情報技術者試験の午後問題である表計算対策についてです。
基本情報の午後試験でプログラム経験の無い方は表計算を選択する人が多いです。
というよりも唯一の選択肢と言ってもいいと思います。
表計算といえば『EXCEL』を思い浮かべ、普段利用している人も多いので親しみやすいですが、午後試験は通常のEXCELとはまた別のものになりますので対策は必要になります。
今回はその点についてのお話です。

この記事を読むメリット
・午後問題の表計算がどんなものかわかり、かつ具体的な対策についても理解できるため、プログラムの表計算を得点源にすることが出来ます。
午後試験における表計算とは
午後のプログラミング分野にある1つの言語です。
『EXCEL』などでビジネスマン、学生ともになじみ深いものだと思いますが、関数やマクロ(手続きのまとまり)がありJAVAなどのプログラム言語に近いものです。
テストは大きく2つのテーマで構成されております。
1つ目:ワークシートを完成させる
2つ目:マクロを組む
1つ目の『ワークシートを完成させる』はワークシートを完成させるために必要な関数や計算式が問われます。
2つ目の『マクロを組む』は1つ目のワークシートをベースにマクロ言語を完成させるために必要な処理を選択することになります。
ですので1つ目が間違えてしまうと2つ目も引きずられて点数が取れないという事態もあり得ますので、気を付けてください。
EXCELとの違い
普段使い慣れている『Excel』との違いは下記2つになります。
1つ目『関数が日本語で表記されている』
2つ目『セルの範囲指定』
です。あまり気にするほどのものではないです。
関数が日本語で表記されているというのは『合計→SUM』、『平均→AVERAGE』、『最大→MAX』など、普段は英語で表記しているのですが、基本情報においては日本語で表記されていて
逆にわかりやすいと思います。(垂直照合などは説明を読まないとピンときませんが・・)
また、セルの範囲指定についてはExcelであれば『:』を使うのですが、基本情報の表計算では『~』で表現します。具体的には『SUM(A1:A10)→合計(A1~A10)』みたいな感じです。
私個人としては基本情報で表現されている方式のほうが直感的にわかりやすいです。
ですので、慣れてしまえば別に気にするほどの違いはないといえます。
表計算のコツ
表計算を解くうえで大事なこと・基本的なことをお話しします。
- ケアレスミスしない
- 時間を意識する
- マクロ問題も点数を取るようにする
ケアレスミスをしない
その名のとおりですが、関数や『+-X÷』などの演算子、セル名など記号で構成されているような選択肢がありますので、正解を見落としてしまう可能性もあります。
また、説明が箇条書きではあるものの条件が多いのでそこでも取りこぼしてしまう見落としてしまう可能性があります。
このようなケアレスミスを冒頭でやってしまうと後々のマクロ問題に影響してきますので、気を付けてください。
このようなミスを防ぐには余白部分を使って実際に回答を記載してから選択肢を選ぶであったり、丁寧に読み込んでマーカーを引くなどの対策が必要です。
時間を意識する
解くことに意識が行ってしまうと気が付いたら想定より時間がかかりほかの問いの回答時間に影響がでる。なんてことも十分あり得ます。
そうなると本来解けるべき問題が解けなくなってしまったりとほかのミスを誘発して、午後試験に合格できないなんて可能性もあります。
これを防ぐためには普段から時間を意識して問題を解く、下記にあるように問ごとに時間を事前に決めていくという手段が有効です。
マクロ問題も点数を取るようにする
マクロはJavaやC言語のようなプログラム言語とほぼ同等なので、未経験者や文系の方には抵抗があると思います。
ですので、思い切って捨ててしまうのも方策としてはありだとは思いますが、問題の約半分を占めるものをみすみす捨ててしまうのはやめたほうがいいと思います。
分からなくても時間が許す限り解くことが重要です。
また、2020年の春期からプログラム言語は20点から25点に増えますので、ますますマクロの重要性が増してきます。
もし、表計算を確実に得点源にしたい場合は下記がいいです。
うかる!基本情報技術者【午後・表計算】
対話形式で説明があり、またExcelモチーフ仕様で表現されてるため初心者でもわかりやすい構成です。あまり、プログラムを前面に出していないので抵抗感なく勧められます。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
表計算は一見なじみ深いのでとっつきやすく見えますが、Excelは関数やマクロを使うときにサポートする機能がついているので普段あまりプログラムという意識を持たないとおもいます。
しかし、本番の試験ではそのようなガイドがないため、間違えてしまっても誰もサポートしてくれません。
だからこそ、ケアレスミスがないように慎重に進めるように心がけてください。
ほかの午後試験対策を確認したい方はこちら
■アセンブラ
■C言語
■java
■アルゴリズム