基本情報のアルゴリズム対策と攻略はこれで十分です。(午後対策)

午後対策

こんにちは JAYLOGです。

今回は基本情報の午後試験にあるアルゴリズムの対策についてのお話です。

アルゴリズムは普段なじみがないので小難しくて苦手な人が多いですよね。

しかし、配点は25点分、4分の1を占めかつ、必須問題なのでこれを攻略できる、出来ないは合格において大きな差となって現れます。

なるべく簡単にかつ効果的な対策をお伝えします。

本記事を読むことのメリット
・アルゴリズムについての具体的な対策が分かるようになるため、アルゴリズムを午後問題の得点源にすることが出来ます。

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アルゴリズムは国語と一緒

アルゴリズムはプログラミングに必要な考え方で、ある程度の経験が無いと本質を理解していくのは厳しいです。

しかし、午後のアルゴリズムの対策として捉えた場合はそんな高いスキルがなくても読解力があれば十分対応できます。

何故ならヒントが問題文や選択肢に散りばめられているのでそれが読み取れれば正答できます。

ですのであまり肩肘張らずに読み物だと思って解いてください。

試験勉強について

まずは、参考書のアルゴリズムのところだけ、何度も読みます。
覚えるとか勉強する意識ではなく、まずは慣れていくことが大事です。

何度も読み込んで、少しずつ言葉に慣れていきます。
(問題を読むのに支障がない、解説をみて理解できるレベルまでで大丈夫です。)

その後、参考書に付属している問題集や過去問を解いて少しずつ解き方に慣れていきます。

あとは、解説をみて理解をしてきます。

これを繰り返していくことで、自分の中で答えを探すための勘所が分かってきます。

効率的に慣れていくため大体3-7日間位を目安に短期集で対策することをお勧めします。

特に苦手意識があるのであれば、短期勝負でいきましょう。なぜなら、長期勝負になってしまうとどこかで挫折ポイントが出てきてしまうからです。

我慢ができるうちに一杯詰め込んで一気に終わらせましょう。

アルゴリズムに特化している本は下記なので、短期集中用として参考までに紹介します。

アルゴリズムは図表やフローで表現してもらわないと理解できないという側面がありますが、その一方で参考書は文字ベースになっている為理解しずらいです。

下記参考書はアルゴリズムを理解させるということに特化しており、図表・フローチャートがたくさんある為、対策本としてはどれも内容が充実しています。

あとは、ご自身がどのくらいアルゴリズムを知っているかという知識レベルで選択する参考書が変わってきます。

初心者の方が取り組みやすいものから順に紹介しております。

うかる!基本情報技術者(午後アルゴリズム編)

この本は身近なものからストーリーを展開してアルゴリズムを教えてくれるため、初心者でも取り組みやすい一冊です。

プログラムやロジックがイメージしやすいように図表をふんだんに使ってます。

また、本試験の過去20回分の過去問が動画解説されているため、過去問でアルゴリズムで間違えた問題で分からなかったものがこの動画を見ることで分かるようになります。

上記にも記載しましたが、アルゴリズムを理解するためには図や表、フローチャートがないとなかなか理解できませんので、過去問題を動画で解説してもらえるのは理解の向上につながります。

アルゴリズムの勉強が初めてな人やアルゴリズムの対策に行き詰っている人に最適な一冊です。

基本情報技術者試験のアルゴリズム問題がちゃんと解ける本

先ほどはアルゴリズムをまずは理解するという趣旨ですが、この本はどちらかというと基本情報技術者試験のアルゴリズム攻略に特化した本になります。

アルゴリズムを理解するための疑似言語を過去問を使いながら丁寧に説明してもらえたり、解法テクニックを説明してもらえる、試験対策としては活用度は高いです。

この本のお面白いところはレース(アルゴリズムの処理を追う)の学習もふんだんに取り込まれているため、アルゴリズムだけではなくjavaやC言語などのプログラミングの問題にも応用が利くと思います。

この本はなるべく短時間に基本情報技術者試験の得点を上げたいという方にお勧めです。

アルゴリズムをはじめよう

これは資格だけでなく実務にも適用できる本です。

アルゴリズムの中でもプログラマが最低限知らないといけないアルゴリズム定石が記載されている本です。

一つ一つの定石を丁寧にフローチャートで記載されているので、置いて行かれる心配もありません。

また、読み物としてもいいので、空き時間でアルゴリズムの学習ができます。

一見、試験対策用には見えませんが、未経験者~プログラマまで広くカバーできているのが本書の強みになります。

資格だけではなく、プログラミング学習にも使えるという幅広い用途で活用できる本になります。


試験勉強の方法についてはこちらをごらんください。

おススメ書籍

オンライン講座

通常よりも半額以下(3万円台)にもかかわらず学習品質が高く最近注目されている『スタディング』についてはこちらが参考になります。

そのほかについてはこちらをご覧ください。

試験時の対策

試験時のポイントについては下記にもありますが、ここではアルゴリズムの試験時の対策に特化したいと思います。

基本情報の午後アルゴリズムは大きく分けて3つあります。

アルゴリズムの問題の種類

・プログラムの穴埋め問題
・処理に関する問題
・その他

まず1つ目の『プログラムの穴埋め』についてです。

これはアルゴリズムの中でも取りこぼしのないようにしてください。

なぜかというと理由は二つあります。まずは難易度が低いので落としてしまうともったいないのと、後続の問題の解答に影響が出るからです。

アルゴリズムでは自ら穴埋めしたプログラムを流用して次の問題に進みます。ですので、これを間違えると後続の問題の解答に影響が出てしまいます。

ですので、その点気を付けてください。

2つめの『処理に関する問題』についてです。
これは具体的に最終結果や処理中変数の状態について問う問題です。

これは、プログラムを正確に読まないといけないので結構大変です。

ポイントは引き数に何を渡しているかということを正確に押さえることです
というのも、アルゴリズムはざっくりこんな流れになっているで、そもそも引数(下図でいう入力)が間違えてしまうと、すべての結果が正しく出せなくなるからです。

ですので、解くときは下記を意識してみてください。
プログラムの入力データを整理する。
・処理過程でその入力データがどう変わっていくかを押さえていく
 (具体的にデータを当てはめてみる。,適宜入力データをを変えてみる


3つ目の『その他』についてです。
具体的にはプログラムの処理回数やエラー原因、メモリの使用量などを問う問題です。

これについては捨ててもいい部分や捨ててはいけない部分があります。

まずは捨ててもいい部分にですが、メモリの使用量や処理量は捨ててもいいと思います。
というのも上記の1,2とは別の考え方でプログラムを見ていく必要があるからです。
残り時間にもよりますが、これに時間をかけるのであれば、消去法や勘でいったん答えを書いて別の問題にいくのもありだと思います。

一方で捨ててはいけない問題ですが、プログラムの処理回数やエラー原因についてです。
これは1,2と続いている問題ですので、これまでの問題を解いてきた過程でわかると思います。
こういう問題は取りこぼさないようにしましょう、

さいごに

いかがでしたでしょうか。
アルゴリズムも結局国語の問題と同じような感覚で進めることが出来るということが分かったと思います。

プログラムの穴埋めも国語の穴埋めと同じように前後に何が書いてあるかわかれば、穴埋めが出来ますし、処理中の問題についてもその近辺に答えが書いております。

この内容が皆様のアルゴリズム攻略や対策に貢献できればうれしいです。

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