応用情報技術者試験の午後問題の対策と勉強方法はどうする?

応用情報

こんにちは JAYLOGです。

今回は応用情報技術者試験の午後問題の『対策』『勉強方法』というお話です。

午後問題は午前問題と異なり記述式の問題であるため暗記だけでは対策として不足してしまいます。

午後問題が記述式であるということを踏まえたうえでどのような『勉強方法』をしていくか『対策』を立てていくかをお伝えしていきます。

本記事で提供できる情報は。。
・応用情報技術者の午後の学習をするにあたりどのような勉強方法を取ればいいかが分かる。
・午後問題の受験時の対策がわかる。

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午後問題の概要

記述式で情報セキュリティ以外は問題を選択して解答していくんだ。
あと午前問題が合格できないと午後は採点されない。

まず勉強法や対策を検討する前に『そもそも午後問題ってどうなのか』についてです。

試験時間150分
出題数11問中5問解答
出題形式記述式
合格条件100点満点中60点以上
その他午前の点数が60点未満だと午後問題は採点されない。

午後問題の概要

応用情報技術者試験の午後問題は試験時間が150分で午前と同じだけ試験時間が設けられています。試験全体としては300分、5時間なので結構長丁場です。。

出題数は全部で11問出題されてそのうち5題を解答していくのですが、情報セキュリティについては必須解答で、残りの10問から4題を選択して解答していきます。

配点について問題別に勾配がなく1問20点で5題で100点満点になります。

午後の問題と配点についてはこちらに詳しく書いています。

合格条件は100点中60点以上取得することですが、記述式のため確実に60点を取りに行くのが結構難しいです。私もそうでしたが、解答速報を見ても自分の記述内容と速報の内容が微妙にずれていたりして合っているのか、部分点がもらえそうなのかの判断がなかなかつかず、受験結果が届くまでドキドキしていたのを記憶しています。

気を付けて頂きたいのは午前問題の得点が60点未満だといくら高得点をとっても午後問題は採点されず不合格になってしまいますので、午前対策もしっかりするようにしましょう。

試験全般の対策や勉強方法についてはこちらにあります。

応用情報技術者試験の午後問題の勉強方法

おすすめの勉強方法はアウトプット量を増やして記述式の勘所を見つける事です。

応用情報技術者試験の午後問題は記述式なのでアウトプットの練習が必要になります。

マークシート式の場合は選択肢の中に解答があるのでそれを選べばいいだけですが、記述式の場合は自分で解答を作っていかないといけないので、解答キーワードを選んだりそれを制限文字内に収めて解答する必要があります。

たとえ内容が正しくても制限文字内に収まらなければ減点または0点になる可能性があります。

これが、アウトプットの練習が必要な理由です。

また、解答キーワードを選ぶためには基礎知識が必要になりますし、時間内で解く練習も必要です。

これらを踏まえると勉強方法については下記3つがポイントになります。

応用情報技術者試験、午後問題の勉強方法3つ

・基礎知識の習得をする
・アウトプット量を増やしていく
・時間内に解く練習をする

基礎知識の習得をする

記述式の問題を解くためにはまず午前問題レベルの基礎知識を学習していきます。
対策としては参考書を読んで知識を習得してから、実際に午前問題を解いていきます。

こうして60-80%程度解けるようになったら午後問題に向けての基礎知識の習得はできたといえます。

では午前の勉強方法はどうしていくのかという話ですが、こちらは参考書を何度も繰り返し読んでいくに限ります。

また、『基本的な知識ならもっているよ』という方であればいきなり午前問題を解いていく勉強方法もありです。

とにかくここのゴールは午前問題を60-80%できるようになっているということです。

アウトプット量を増やしていく

ここから本格的な午後対策への勉強方法の話になっていきます。

ひたすら自分が選択する予定の問題に対して『解く』→『答え合わせ』→『不足知識の習得』というサイクルを繰り返していきます。(自分が選択しない問題は対策を立てないという思い切りも必要です。)

ポイントは午後問題が安定して点が取れるまでは解説が載っていない過去問を使わないということです。

これは何を意味しているかというとどうやって解答を作っていくのかというプロセスが分からないと記述式で得点を取るのが難しくなるからです。
ですのでなるべく解説が丁寧な午後対策問題集を選んでいく必要があります。

ある程度、キーワード選択や文章の抜粋個所などの回答に対する勘所が出来るようになったら実際に過去問を解いていくことでアウトプット量を増やしていきます。

ある程度アウトプットが出来るようになると解説がなくても答えだけでどのくらい点が取れそうかのあたりもつけられるようになります。

問題集についてはこちらに書いてあります。この中にある問題集を選んでおけば問題はありません。

時間内に解く練習をする

アウトプット量を増やしていったら最後は時間内に解く練習をします。

本番を想定し時間を測って解くことで本番でも時間切れにならないようにします。

この様な勉強方法をしていく事で午後問題の正答率をあげて合格を目指します。

応用情報技術者試験、午後問題の対策

問題の箇所の前後で解答を見つけて問題文を引用して解答することが大事です。

午後問題の記述式は20~40字までの短文で解答します。内容は『課題の対策をたてる理由』、『課題が発生した原因』などです。

基礎知識と読解力が求められます。

午後試験時の対策としてはこんなものがあります。

解答を探すときは下線部の前後を確認

問題の内容は~理由、~原因なので、回答は問題文中にあります。ですのでまずは設問として取り上げられている箇所の前後を確認して解答の元になる理由や原因が書いていないか調べてみましょう

ここら辺が読解力が求められているというと言われるゆえんで、基礎知識というよりもアウトプットの練習をすることで得られるスキルになります。

解答するときは問題文の表現や内容を引用

第2の対策は解答文を書くときはオリジナリティを排除してできる限り問題文中の表現や内容をそのまま流用するようにします。採点者に解答を見てもらうにあたりあまりオリジナリティを出してしまうと解答の意図が伝わりずらくなってしまい、点数が稼ぎづらくなってしまいます。

基本的には問題文の内容を引用していきましょう。そして引用できない部分は基礎知識を使って補っていくというのが解法のセオリーになります。

文字制限の8割は埋める

これは賛成する人と反対する人が出てくると思いますが、文字制限の8割は埋めるようにした方がいいです。30文字なら24文字以上、35文字なら28文字以上を目指して解答していきましょう。

私が応用情報やプロジェクトマネージャ資格を受験した時もそうですが、8割を切ってしまうと解答に何かの要素が反映できていないというパターンがありました。

このような時は、問題文の表現がうまく使えていなかったり、引用している部分が不足しているのではという観点から再度確認した方が賢明です。

さいごに

いかがでしたか?

今回は応用情報技術者試験の午後試験の課題である記述式問題の勉強方法と対策をお伝えしました。

応用情報が難しいといわれる理由の1つが午後問題の記述式です。本記事を参考に学習をしていってみてください。

また、参考書・問題集はこちらをご覧ください。

https://t-blogndian.com/ap-recommend-book

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